Firefoxに対する認識の違い

/.jをみて思ったのがFirefoxの認識の違い。

もう一度 Mozilla Firefox 開発憲章 を読み直しましょう。

  • 目標は、機能を最小限に抑えたブラウザではなく、便利なブラウザを開発すること
  • ユーザ体験に関する部分について、できる限り妥協をなくすこと
  • 強固な指揮統制階層の維持
  • 変更はすばやく行い、それを広く一般に公開すること

パワーユーザは、Firefoxに機能の不足を感じるかも知れないが、機能を詰め込みすぎないという思いもある。
アドオンを利用するなりの方法があるので、それを導入すればいい。


そして、機能ではなくFirefoxの速さに惚れ込んでいた方へ。
Firefoxは最小限の機能のみではなく、ユーザの使いやすさの面もあり機能の盛り込みがある。


機能と速度のバランスがほどよくブレンドされていると願って開発されています。
まぁ平均的ユーザをどこから算出する訳でもないのですが。


しかし、Firefoxが機能不足だと感じる方々が居る反面、機能過多だと感じる方々も居るわけです。その逆もしかり。
機能を求める方は、アドオンなどをご利用下さい。
速度を求める方は、ビルドしてみるのも楽しいのではないのでしょうか?


確かに多くの便利な機能を兼ね備えていて速いに超した事ではありませんが。


そして、セキュリティの問題。
ここ最近、Firefoxのバグ報告などが各サイトで報じられる事が良く見受けられます。
これは、Firefoxユーザが増えた事なのですが、今まであまり表に出なかったのに一気に出てきて、
Firefoxの謳い文句でもあるセキュアが疎かになったのでは?と、思う方も増えてきたみたいです。
今までもFirefoxには多くのバグが発見され修正されてきましたが、あまり表だったニュースサイトなどでは報じられませんでした。
しかし、ここ最近のFirefoxユーザの増加もあってか、報じられる様になったまでの事です。


Firefoxにもバグは多く存在します。それは事実です。完璧ではありません。
しかし、Firefoxのバグが増加したという訳ではないのです。


以下は、Secuniaの情報をまとめたものです。

Operaのバグ情報はあまり報道されませんが、この図を見るとそうでもないと思われます。
ただ、もっとも危険なセキュリティホールが発見されているのはIEのみとなっているのがわかります。